ビールの缶の特許及び商標

気候も暖かくなり、ビールが美味しい季節になりました。

ビールのCMで話題のアサヒビール株式会社の「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」を飲んでみました。

ビールの缶の開口部の蓋はフルオープンです(左上の写真)。

その蓋を開栓したら、ビールが泡立っていました(上中央の写真)。

今回、残念ながら、CM程の泡立ちではなかったですが(私が下手なのかも?)、このように缶がフルオープン型の場合、泡立ちが見えて、缶ビールよりも生ビールをジョッキで飲んでいる気持ちになります。

 

この特許は、缶の内部に形成された樹脂に複数の凹部を形成することにより、泡立ち続ける特許を取得しています(以下の引用図)。

 

引用 特許第7161659

 

飲み終わった後に、缶の内部を触ってみたら、なめらかでしたが、凹凸まではわかりませんでした(右上の写真)。

 

 

 また、ビール缶に付された「生ジョッキ缶」に関する商標も2件登録されています(下の写真)。

 

 このビール缶のように特許及び商標の登録を取得することで、この生ビール缶の商品のブランド価値が、さらに高まる知財戦略と言えます。